こんにちは、赤松です。
バングラデシュで2年間、青年海外協力隊として活動していたおうちゃんこと宮崎君が無事に帰国しましたので、早速勉強会「おうちゃんと行くバングラデシュ1日体験ツアー」を行いました。以下に開催報告をお送りいたします。
今回は2年間のバングラ生活を2時間の勉強会で体験させてもらえる貴重な勉強会でした^^
●開催報告「おうちゃんと行くバングラデシュ1日体験ツアー」
日時:2010年6月26日(土)10:00-12:00
場所:東京 晴海区民館
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●当日のスライド
●参加者数
10名
●参加者満足度
93点!
●参加者の感想(一部抜粋)
・おうちゃんが現地の活動を軌道修正して、自分の持っているものを
全て出し切ろうという姿勢に感動しました。
・1年中体を壊していたなど、途上国で活動することの大変さがわかった。
・バングラデシュの写真や旅行体験記なら今の時代、ネットでも見れるが、
そこにJICAの一員として参加し、どういった仕事を現地で行って、そこで
何が大変だったのかという話が聞けて、その国の普段の表情をよりリアルに
思い浮かべることができました。
・神様が決めることに対して自分は従うだけ!というバングラの国民性。
・トイレの作法などバングラの普通(日常・常識)がおもしろかった。
すわりションもちょっとやってみようと思います。
・バングラの人は日本に興味があり日本の事をよく知っているが、
日本人はバングラの事をよく知らない。これをきっかけにバングラや
国際協力について考えていきたいと思いました。
●講師(宮崎君)の感想コメント
勉強会に参加していただきましてありがとうございました。
色々な人からたくさんの質問などをいただいたりしながら説明
することが出来、一方的な形ではなく皆さんと話しながら会を
進めることが出来てとても満足しております。
バングラデシュという国は今とても注目されているホットな国です。
ただ、実際の国とみんなが知っているバングラデシュのイメージが
かけ離れておりマイナスな部分で知られていることが多い国だと思います。
今回は自分が経験したことで一人でも多くの人にバングラデシュで
実際に起こっていることや現状を知ってもらうことが出来てとても
幸せに思っています。
みなさんにバングラデシュのために何かしたいと思う人や、
バングラデシュに興味を持っていただけたのであればと思っております。
一人でも多くの人にバングラデシュのことを知ってもらえればと
思っておりますので今回参加された方、また今回参加していなくても
ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければと思います。
本当にこのような場を提供していただいた盆栽の皆々様
どうもありがとうございました。
宮崎応一郎
●勉強会を企画した赤松の感想
私も昨年おうちゃんを訪ねてバングラに行きましたが、今回の勉強会は
知らないことが多くてとても新鮮でした。
中でも以下のお話が目からウロコでした。
・一日三食毎日トルカリ(カレー)を食べる理由。冷蔵庫のない蒸し熱い
バングラでは、火が通り香辛料たくさんのカレーが唯一安心して
食べられる料理だから。日本人がおなかを壊すのはカレーに飽きて
違う料理を口にした時!
・アジア最貧国のバングラデシュで最近問題となっている健康問題は、
意外にもメタボリックシンドローム。1日に7回くらいチャ(コンデンス
ミルクや砂糖たっぷりのコーヒー)とサモサ(揚げ物)を食べたり、
断食期間は特に夜12時以降に食事をする生活習慣なので太ってしまう。
・バングラのリサイクル率は100%以上!海外から古い船を買い取り、
解体して救命道具や家具や金属をリサイクルして売っている。
危険な船の解体に素手で取り組み毎年死者がでている。
おうちゃんも自宅のベッドは船のリサイクル品を利用してた^^
前日もほぼ徹夜で準備してくれたおうちゃんに心から感謝しています!
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今回の勉強会の開催報告は以上です。
またこれからもみんなで一緒におもしろいことやっていきましょう!
●2010年もマハムニにXmasを届けに行くツアーを開催しました。
2回目となる2010年のXmasツアーの開催報告はこちら。